2016年11月14日月曜日

11月14日(月)〜出発前日に思う、別格のあいつら

出発前日の朝、何と4:30に目がさめる・・・

完全に老人体質である( ̄▽ ̄;)

深酒をしないで、暖房をかけておけば早く起きれるのを最近知った(おそっ)


おまけに今日は朝刊の休刊日である。

時間を持て余してるので、二度寝できずに考えてたことを綴る。


明日、東京を離れる。

特に思い残すことはない・・・と思ってる。

あえて言うなら「あれを食べたかった」くらいなんだが、まぁ離れてみないとわからないこともあるだろうから、一概にはなんとも言えない。

一つだけ確かなことは、やっぱ「人と離れがたい」というのはある。

俺という人間は・・・・俺に限らずなんだろうけど、「特に俺は」だと思うんだが、やっぱ「人の思いに支えられてきた」というのをとても強く思う。

名前を挙げればキリがない。

この数ヶ月、「送別会」という名目で会いたかった人たちと会ってきたけど、もちろん会えてない人もいる。そういう人たちを含めて思う。

で、何が言いたいかというと「別格」の人たちについてだ。

そのことを二度寝できずに考えてた。

一人は別格中の別格。

これは娘だ。

顔を見れば誰もが疑わない俺のDNAを受け継いだ個体。

「娘」である以上、末はどっかに嫁に行くというのはもう20年前から覚悟しているので、いずれは別の人生を歩むことになるんだろう。

これは俺が東京を離れるかどうか関係なく、「末はそうなる」ということなので仕方がない。

体は東京を離れる俺だが、娘と親子なのは変わらず、絆は強く残って消えないものなので特に寂しくはない。

寂しくないわけではないが「二度と会えなくなるわけではない」ということで、寂寥感がないということ。

で、別格がいる。

一人は弟、悦宏。

「弟」「兄弟」「家族」という言葉では言い表せない。

多分、よそのどの兄弟よりも密接にかかわりあって、存在しあって生きてきた。

他人にはわからないだろうけど、本当にいつも一緒だった、何があった時も。

ウチは貧乏だったので、兄弟それぞれに部屋が与えられるようになったのは、もう中学入る頃だった、それまでは普通に同じ部屋で寝起きして暮らしてた。

中学入る頃には、そこそこ裕福な雰囲気になって、家も立て替えてそれぞれ自分の部屋で暮らすようになったが、必ずどっちかがどっちかの部屋にいた。

寝る時だけが別々の部屋で、それ以外はずっと同じ場所で同じ空気を吸って同じ景色を見て同じものを食べて、文字通り「何をするのも一緒」だった。

あ、さすがにトイレと風呂の時は別だよ(^^;)

誰かが「よしくんは澤田くんのbetter halfね」と言ったが、本当に兄弟というよりも「一心同体の半身」なくらいの存在だ。

ところで情けない話だが、お兄ちゃんが不出来だ(><)

その分、弟がしっかりしてる。

ドラえもんとドラミちゃんくらいの出来の差がある。

まぁ俺がこうだから弟がしっかりせざるをえなかったのかもしれないが、「よしが長男だったらよかったのに」と親に言わしめさせるくらいだから、そうなのだ。

俺が身軽に「ハワイに引っ越そうかな」とか思っちゃえるのは、あいつがいれば澤田家は大丈夫だと思うからだ。

それでもやっぱ離れがたい思いはあるが、あいつはあいつの仕事があって生活があって、「一心同体の半身」だとは思っていても、やっぱ別の個体である。

と、弟からメールが来た。

さすが半身だ、思わずその文字列に泣いた。

弟も将来は南国でと思っているらしいので、子供たちと仕事の整理がついたらまた一緒に楽しく暮らせるのだろうと思うと、今から楽しみでもある。

一時的には離れるが、そういう意味では寂しくない。


別格の二人目はこの間久しぶりに会ったマサだ。

出会いは中学、成城だったけど、仲良くなったのは2年か3年の頃。

最初は同じ電車で学校通ってたくらい・・・ヤツが永福町で俺が東松原。

下北沢で小田急に乗り換えるので、東松原から俺が電車に乗るといつもそこにマサがいた。

高校で同じクラスになって、一緒に柔道部に入った。

そこからはこないだ書いた通り、大学卒業して就職するまで。

まぁ誰にでもあるかもしれないんだけど「お互いの彼女が嫉妬する」くらいに仲が良くて、いつも一緒だった。

もちろんそこに弟もいた。

女はよく言う

「アタシよりマサくんの方が大事なの?」

その通りだ( ̄▽ ̄)

「友達」とか「親友」とかいうレベルではない。

この間も書いたけど「友」という文字があまりに軽く感じるほどの存在・・・

こないだ久しぶりに会って、酒も入っていたのでこう言った。

「俺にとってお前は友達とか親友とか以上の存在だからさ・・・」

何気なく返したんだろうが、あいつの言葉が今でも耳に残る

「俺だってそうだよ」

もう言葉にはできない。

やっぱ「あいつはあいつだ」「マサはマサだ」

お互い結婚して、あいつはミネソタへ転勤し、それぞれ家庭を持って、別々の生活をして、特に連絡を取り合ったり、何をするでもなく、でもお互い国境を越えてボンヤリと存在を確認しあっていたりする・・・・

意味伝わらないだろうが、何年たっても「あいつと俺」で「俺とあいつ」だった。

もしかしたらまた20年会わないかもしれない。

でもやっぱそれでもきっと気持ちの距離は変わらないのだろう。

だから、俺がハワイに行こうが宮古に行こうがどってことないのだ( ̄▽ ̄)

いま急に思い出したが、家出した時もマサの家にいた。

マサのかあちゃんにも迷惑かけてたな(><)

と、こんなことを考えてた出発前日の朝。

実は本当は別格がもう一人いる。

長くなるので、それはおいおい(^^;)

しかし「言葉は心を超えない」っていうけど、まさにそれだなぁ〜と思うな。

わかる?チャゲアスね(^_^;)

「格別の人」にあたる言葉がない…

って…

そのままでいいのか( ̄▽ ̄)

さて、今日も忙しい!

まずは朝飯食いにわざわざ渋谷まで行くのだ( ̄▽ ̄)

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